皆さんは『こんにゃくダイエット』にチャレンジしてみたことがありますか?
最近は、ゼリーや麺などの魅力的なこんにゃく商品が増えて来ましたよね。
しかし、「こんにゃくダイエットをしたら便秘になった」という話も耳にします。
本当にダイエット効果があるのか不安になってしまいますよね。
この記事では、『こんにゃくダイエット』を始めたいと思っている方が安心して取り組んでいけるように様々な情報をご紹介していきます。
こんにゃくダイエット、便秘解消どころかもっと便秘になる可能性は?
こんにゃくには食物繊維が豊富に含まれています。
皆さんもご存知の通り、食物繊維には便秘解消の効果がある為、こんにゃくにも勿論その効果が期待できます。
しかし、調べてみると「『こんにゃくダイエット』を始めて便秘になった」という意見が目立ちます。
ではなぜこの人達は便秘になってしまったのでしょうか。
その理由は、こんにゃくを食べすぎていることにあります。
食物繊維の種類には、『水溶性』と『不溶性』の2種類があります。
こんにゃくには『不溶性』の食物繊維が多く含まれている為、
消化されにくく水分を吸収して膨らむという性質があります。
体内で膨らんだこんにゃくは、腸を刺激することや便のかさを増すことで早く排便を促す効果があるのです。
しかし、食べすぎるとそれがつまりの原因となってしまいます。
こんにゃくは、1日250gまでに抑えるということが便秘を防ぐ重要なポイントになります。
『こんにゃくダイエット』はおもに、1食置き換え、主食置き換え、食前に食べる等の方法がありますよね。
便秘になってしまった方は「こんにゃくのみでお腹いっぱいになろう」頑張っていたようですが、このようなやりすぎには気をつけて下さいね。
成功のポイントはよく噛んで時間をかけて食べることです。
こんにゃくの食べすぎを防止できますよ。
こんにゃくダイエットで失敗した人はここに躓いていた
『こんにゃくダイエット』の失敗例として多く挙げられていたのが『飽き』です。
確かにご飯の変わりにこんにゃくを食べるのは、味気ないし疲れてしまうのもわかります。
「こんにゃくダイエットを始めてから油ものを食べたくなり過食してリバウンドしてしまった」という方もいました。
では『こんにゃくダイエット』成功者はどのように取り入れていったのでしょうか。
それは、麺やご飯にこんにゃく3分の1程度を混ぜるという方法です。
これならこんにゃくの摂取量を気にせずにお腹いっぱいにもなり、美味しく食べれるので一石二鳥ですよね。
「こんにゃくを混ぜて違和感がないの?」と思う方も多いと思いますが、意外ととても美味しく頂くことができますよ。
私も細かく刻んだしらたきと白米を混ぜて炊いたものを食べていましたがとても満足感があります。
このように無理をせずに取り入れていくことが、成功への近道のようですね。
こんにゃくダイエットのデメリット、食べすぎはNGです
こんにゃくの食べ過ぎは良くないことを先程からお伝えしてきましたが、実は便秘以外にも食べすぎが原因で起こるデメリットがあります。
1つ目は、腸閉塞になる危険性があることです。
腸閉塞とは腸に食べ物が詰まってしまうことが原因で、ガスがたまり、吐き気や腹痛などの症状が出る病気です。
こんにゃくは満腹感が持続することで有名ですが消化されにくい食材です。
それがこんにゃくのメリットであり、デメリットなのです。
そして2つ目は、こんにゃくをとりすぎると体内のビタミンまで吸収してしまうことです。
しかし、量を守って食べていればダイエットの強い味方になってくれる食材です。
こんにゃくを食べる際にお水を取ることを意識するのがおすすめです。
こんにゃくが膨らむので食べすぎの防止になりますよ。
まとめ
・こんにゃくは『不溶性食物繊維』が多く含まれています。
『不溶性食物繊維』は便秘を改善する効果がありますが、膨らむ性質をもっているので、食べすぎるとかえって便秘になりやすくなります。
1日250g以下に抑えて摂取していきましょう。
・『こんにゃくダイエット』の失敗例には「味に飽きてしまった」という原因が多く挙げられています。
ごはんやパスタなどにこんにゃくを混ぜて摂取することで、満足感もあり飽きを解消することができます。
・こんにゃくの食べすぎは便秘になるだけでなく、腸閉塞をおこす原因になる他、体内のビタミンまで吸収されてしまいます。
・よく噛んだり、水分を意識して取ることで食べすぎの防止に役立ちます。
少ない量で腹持ちも良いので一石二鳥ですよ。
・量を守って『こんにゃくダイエット』に取り組めば良い効果がたくさんあります。
無理のしすぎは失敗の原因になるので、程よく取り組んでいきましょう。
いかがだったでしょうか
『こんにゃくダイエット』のデメリットはすべて『食べすぎ』が原因ということが分かりましたね。
250gは、かなり量があるので普通に摂取していく分には超すことは無いと思いますが、あせって頑張り過ぎないように注意したいですね。
今回はデメリットを中心に話していきましたが、食べ過ぎなければかなりの効果を期待できるのが『こんにゃくダイエット』です。
是非『こんにゃくダイエット』に取り組んでみてはいかがでしょうか。