こんにちは。さかいゆうです。
▲炭水化物ダイエットは危険?
炭水化物を抜く事はダイエットにいいの?
体に影響はない?リバウンドはしない?
流行っているダイエット方法ではあるものの、
いろいろ不安が付きまとう炭水化物抜きダイエット。
三大栄養素の1つである炭水化物ですから、
摂取しなくて大丈夫なわけは無い!
そうです。
炭水化物抜きダイエットには危険がいっぱい。
あなたはそれでも、
このダイエット法を選びますか?
▲炭水化物ダイエットの実情
炭水化物はご飯や麺、パンのことですね。
簡単に言えば、主食を抜くだけのダイエット。
他にも、お煎餅やクッキーも炭水化物が原料なので、
お菓子の種類にも注意しましょうね。
これらを抜くので当然体重は減り、
ダイエット効果を早くに実感できるでしょう。
「痩せた!」という成功例が多い一方で、
体調を崩したり、リバウンドしてしまっている人もいます。
▲炭水化物とは
炭水化物は私たちのエネルギー源です。
これが体内に入ってこなくなると、
炭水化物以外のエネルギー源である
脂質とタンパク質を使うように体はできています。
炭水化物の摂取がなくなれば、
摂取カロリーも少なくなる上に、
脂肪燃焼効果が得られるなら、
ダイエットにはよさそうって思っちゃいませんか?
▲炭水化物の働き
ですが、そのように単純に考えすぎてはNG。
炭水化物は私たちの生命維持のために、
どのような役割があるのかを知っておきましょう。
炭水化物を特に必要としているのは「脳」
脳に必要なエネルギー源である「ブドウ糖」は、
炭水化物からしか摂る事が出来ません。
脳が栄養不足になると、
頭がぼーっとしたり、疲れやすくなってしまいます。
また、「エネルギーが来ない!」と危機感を持った脳は、
脂肪やエネルギーを蓄えるように全身に指令を出すので、
むしろ太りやすい体質を作り出してしまいます。
確かに炭水化物の代わりに
脂肪やタンパク質を燃焼しますが、
応急措置でしかありません。
次に炭水化物が体内に摂り入れられた時には、
脳にとってかなり貴重な栄養ですからね、
ガッツリ体内に貯蔵されてしまうでしょう。
そうです、リバウンド。
この危険性はかなり高いと覚悟しましょう。
▲炭水化物の摂り過ぎもNG
炭水化物を抜くのは危険。
でも、炭水化物を摂りすぎてしまっても太ります。
脂肪となって蓄えられたり、
血糖が増えすぎて糖尿病などの生活習慣病のリスクが
高まります。
特にお酒や砂糖たっぷりの菓子パンは、
精製された炭水化物ですから、
吸収や体内への蓄積が高く危険なんですよ。
ダイエッターにとって炭水化物は、
かなり扱いにくい物質といえそうです。
▲臭いがキツくなる
体重や体型に関係ないところでも、
トラブルを起こす危険性があります。
女性におすすめしない理由の1つとも言えるのですが、
「臭い」の問題。
炭水化物が無い代わりに脂肪を燃焼するから、
体内の脂肪が減ってダイエット◎ってことですよね。
でも、この脂肪が燃焼される時に
「ケトン体」っていう物質ができて、
これが口臭や体臭を引き起こしてしまうんです。
せっかく痩せてキレイになっても、
その代償に臭くなっては魅力も半減してしまい、
あんまり嬉しい事ではないですよね。
▲炭水化物ダイエットの正しい方法
炭水化物を完全に抜くダイエット法は、
健康的に痩せる事を成功というのであれば、
絶対におすすめできません。
ボクサーなどの体重制限が必要なアスリートが、
期間限定で行う減量法だと思っていた方が良いです。
もし炭水化物を抜くダイエットをするなら、
1回の食事だけ炭水化物を控えるようにしましょう。
夕食のご飯を控えて、
その分タンパク質を増やすのであれば、
体への悪影響を抑えて体重の減少を期待できます。
▲楽しく健康なダイエットをしよう
炭水化物抜きダイエットは、
開始してすぐに効果が出やすく、
知識の浅い人ほどハマりやすく失敗しやすいもの。
体重がどんどん減っていくと、
ダイエットも楽しくなるじゃないですか。
でも、炭水化物を抜くダイエットでは、
普通食に戻した時にリバウンドの危険性が大きすぎて、
結果的にはあまり意味の無い事の方が多いです。
適度な炭水化物の摂取は、
体も脳も喜び、生活の質を上げてくれます。
「抜く」のではなく「量を抑える」という意識で、
炭水化物を管理しながらダイエットを行いましょう。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。