私はchumと申します。どうぞ宜しくお願いいたします。
あなたは『ししゃも足』という言葉を耳にしたことはありますか?
ご存知の方や自分がそうだという方もいらっしゃるかと思います。
ご存知ではない方のために簡単に説明すると、ふくらはぎが目立って太く子持ちししゃものように膨らんでしまっている脚のことを表しています。
ふくらはぎが太いと、せっかく考えたコーデでもブーツがパンパンでかっこよく履きこなせなかったり、
ヒールを履くと更にふくらはぎが目立ってしまったりと、せっかくのオシャレが憂鬱…なんていうこともありますよね。
そんなししゃも足に悩んでいる方に朗報です。
わたしも数年前までししゃも足で悩まされていたのですが、少しの努力でししゃも足から卒業することができたのです。
今回はその方法について、みなさんにお話していきたいと思います。
◎ししゃも足の原因は○○だった
まずはししゃも足の原因が何なのか、どうしてふくらはぎが太くなってしまうのかについてです。
原因のひとつとしては、負荷がかかったことで筋肉がつきすぎてしまったことにより、ふくらはぎの筋肉が固くかたまってしまうことが挙げられます。
そしてもうひとつ、むくみが大きく関係しているのです。
人間の体は重力の関係もあってか、元々下半身がむくみやすくなっているので脚のむくみを引き起こしやすくなっています。
そこで更に冷えからくる血行不良や運動不足により、老廃物が溜まってしまうことで慢性的にひどいむくみとなってししゃも足をつくってしまうということが起こってしまうのです。
ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれていて、下半身の血液の循環をつかさどるポンプ機能があり、この仕組みのおかげで全身の血液がスムーズに流れています。
しかし、このポンプ機能が低下すると当然下半身で血流が滞ることになります。
そうなると下半身で老廃物が蓄積し、むくみを引き起こしてしまうというメカニズムなのです。
また、筋肉量が多い方でも、ふくらはぎの柔軟性が失われていてむくみを引き起こしていることがあります。
このことから、ししゃも足の人はまずむくみを改善させることを重点的に行うことで、それだけでもかなり改善が見込めるのです。
筋肉量を減らすこと・むくみをなくすことを念頭に、ここからは改善法をご紹介していきます。
◎リンパを刺激でむくみスッキリ
まずはむくみの解消法からご紹介したいと思います。
わたしが実践した中で、最も効果が得られたのはリンパマッサージでした。
むくみの原因は様々ですが、そのひとつにリンパが大きく関係しています。
リンパは体内で生成された老廃物を排出する働きがあるのですが、この循環には血液循環のようにポンプ機能による手助けがなく、筋肉や組織の動きにより促されます。
つまり、リンパの循環は運動不足などで滞りやすく、特に心臓から一番遠いふくらはぎは老廃物がたまりやすいためむくみの原因を引き起こしやすくなるのです。
そんなリンパの流れをよくするために、毎日たった5分あればできるマッサージを行います。
やり方は至って簡単で、お風呂上がりに床やベッドで自分の手でできます。
※すべりをよくするために、マッサージオイルやボディクリームを使用すると尚良しです。
☝マッサージの仕方
①あぐらをかくように座り、両手で足を包み込むようにして、親指で足の裏を全体的に痛気持ちいい程度の力で押す(大体1箇所5秒位)
②足の指を一本ずつ根元からつまむように揉む(指に対して縦につまむ、各5秒位)
③足の指の間に手の指を入れ、足首を回す(左足なら右手で、右足は左手で各10秒位)
④膝を立てて、足の甲をグーで指の付け根から足首に向かって流すように刺激する(10回)
⑤足首のアキレス腱のくぼみの部分を親指と人差し指で挟むように押す(5秒ずつ3回)
⑥足首から膝裏までを掴むように両手で揉みほぐす(10~15秒)
⑦グーで脛の横(小指側)を流すように刺激する(10回)
⑧膝の裏を人差し指と中指で押す(5秒位)
⑨足首から膝まで、両手を交互に使いさすりあげるように流す(15秒)
⑩⑥と同じように太もも全体(内・外・裏・表)を揉みほぐす(10~15秒)
⑪太ももの付け根を両手グーでグリグリと刺激する(10秒位)
⑫膝から付け根まで、両手で包み込むように流す(15秒)
これを左右、毎日行います。
たった5分ですが、即効性がありその日のむくみがスッキリとします。
毎日継続することで、リンパの滞りがなくなり、次第に脚がほっそりしてくるのが実感できます。
むくみの解消にはマッサージだけでなく、体を冷やさないようにすることや座りっぱなし・立ちっぱなしにならないように日常生活での心がけも大切です。
◎ガッシリ脚から卒業
次にお話するのは、ふくらはぎの筋肉量を減らす方法です。
ふくらはぎがガッシリと目立ってしまう原因は、腓腹筋という速筋が発達しすぎたことによるいわゆる筋肉太りです。
この場合、筋肉が硬く固まってしまっていることで、ふくらはぎの柔軟性がなくむくみを引き起こしてしまうこともあります。
脚を細くするために運動をしようと思う方も多いかもしれませんが、
この場合は余計に負荷がかかり更にがっしりしてしまうため、あえて運動は避けて筋肉を減らすことを意識しましょう。
その間、ふくらはぎの柔軟性を高めるためにストレッチやマッサージ(上記参照)を行うといいですよ☆
ちなみにストレッチは簡単なもので大丈夫で、わたしはお風呂上がりのマッサージの前につま先を掴んで10秒キープするだけのことを片足ずつ行っていました。
ポイントはお風呂上がりで血行がよくなっているときに行うことで、たったこれだけでも毎日継続すると効果が得られますよ。
ただし、細くなって筋力が低下すると脂肪がつきやすくなるので、それを予防するために鍛えても外側に出ない遅筋であるヒラメ筋を鍛えるトレーニングを行うことをオススメします。
ほっそり脚をキープするためにも遅筋は重要な役割を果たしてくれるので、動画を参考にトレーニングを行ってみてください。
◎ししゃも足の予防
ここからは余談になりますが、ししゃも足を日頃から予防する対策方法についてお話したいと思います。
ししゃも足には歩き方も大きく関係していて、早歩きの方・重心がつま先にある方がなりやすいと言われています。
早歩きは速筋が刺激され、自然と鍛えられてしまうことがあるのです。
そのため、意識して大股でゆっくり歩くことで速筋への負荷が減るので、これ以上太くなることを防ぐことができます。
また、歩くときに重心がつま先にある方・主にヒールを履く方は、前傾姿勢となってしまうことで体を支えるためにふくらはぎの筋肉(速筋)に負荷がかかって、
自然とトレーニングをしている状態になってしまうのでがっしりとしてしまうことが多いです。
そうならないためにも、かかとに重心をおくように心がけましょう。
歩き方としては、かかとからしっかりと足を下ろすことを意識します。
そうすることで、ふくらはぎの深層部の筋肉が刺激されるので太くなりにくくなりますよ。
この歩き方を意識すると、インナーマッスル(遅筋)を鍛えられるため、脂肪がついたりむくんだりすることが予防でき、ほっそりとした脚をキープすることができます。
このように日頃から予防を心がけて、ガッシリ脚にならないように気をつけたいですね。
まとめ
今回はししゃも足についてお話をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
ししゃも足の仕組みや改善法、予防について理解が深まっていたら嬉しいです。
ここでもう一度簡単にまとめておさらいしていきましょう。
◎ししゃも足の原因は筋肉のつきすぎとむくみ
◎むくみはリンパを刺激して解消
◎筋肉を減らすには運動を控えてストレッチ
◎筋肉が落ちたら脂肪がつかないように遅筋を鍛える
◎ししゃも足の予防には重心に気を付け、歩き方を工夫する
ししゃも足は美脚の大敵です。
ふくらはぎががっしりしていると、全体的に太って見えてしまうものです。
おしゃれも決まらないから憂鬱になりがちですが、騙されたと思ってまずは1ヶ月この方法を試してみてください。
きっと変化を感じることができます。
諦めずにそのまま継続すると、理想のほっそり脚も夢ではありません!
ししゃも足で悩んでいる方の力になれますように。
一緒に美しいふくらはぎに生まれ変わりましょう!
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。