ボクシングといえば激しく打ち合う格闘技ですが、ダイエットをするときによく聞くのは、音楽に乗せて、ボクシングの動きを取り入れて体を動かす「ボクササイズ」の方でしょうか?

 

 

ボクササイズは、レッスン時間中の30分~60分程度体を動かすエクササイズですが、私が体験したボクシングダイエットは、1ラウンド、つまり3分を基本として体を動かしトレーニングなどを行うほうです。

 

 

ここではボクササイズとはちょっと違う、ボクシングダイエットの魅力と体験したこと、そしてダイエットの結果や感想をお伝えしたいと思います。

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ボクシングダイエットの体験談

 

私がボクシングダイエットを体験したきっかけは、会社の帰り道にボクシングジムがあったことと、漠然と痩せるかなぁと思ったことです。

 

 

テレビで見るボクサーの方って、細いのにすごく引き締まっているじゃないですか?

 

 

もともと体を動かすことは嫌いじゃなかったことと、格闘技系の、しかもストレスが発散できそうな期待も込めて、本格的に習い始める前にまずは30分のレッスンを体験することにしました。

 

 

30分という短い時間の中で、縄跳び、シャドーボクシング、ミット打ちを体験。

 

 

シャドーボクシングは、グローブをつけずにパンチを打つ練習のことで、全身が映る鏡の前で、フォームを確認しながら色々なパンチを打ちます。

 

 

このシャドーボクシングがびっくりするぐらい腰がひけてて(笑)。

鏡に映る姿はまさしく「おばちゃん」。

嫌というほど、今の姿を見せつけられることになりました。

 

 

ミット打ちはトレーナーにミットをつけてもらい、指示に従いながらパンチを打ちます。

 

シャドーボクシングとは違い、パンチを打つたびに気持ちよく音が鳴って、「打った!」という感触がすごくあって、病みつきになります。

 

 

ちなみに体験レッスンではしなかったのですが、ボクシングといえばサンドバッグです。

 

 

サンドバッグを打つ練習は、体を右・左に動かしたり下にしゃがんだりとしながらパンチを打ちます。

 

 

 

本格的に習う前に、事務の設備や女性用ロッカーなど施設も確認しておけるので、まずは体験レッスンをしてみることがおススメです。

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ボクシングダイエットのやり方とは

 

ボクシングダイエットのやり方は、通常のウォーミングアップとボクシングのトレーニングに加えて、ヒップアップや腹筋などの筋トレと、栄養管理を含めて行います。

 

 

ウォーミングアップの縄跳びから始めますが、だいたい2ラウンド行います。この段階で、すでに息があがるくらいにハード。

 

 

しっかり水分補給したら、次はシャドーボクシングも2ラウンドぐらい行います。

 

 

ぎこちなかった動きも、練習を重ねるごとに様になってくるように。慣れてくると、左右・上下に身体を動かしながらパンチを出して練習します。

 

 

またしっかり水分をとって、次は筋トレです。

 

 

筋トレはお尻のトレーニングでスクワット、背筋、二の腕、腹筋と自宅でもできるメニューに、ジムで行うときはウェイトを足して行います。

 

 

筋トレが終わったら、いよいよグローブをはめてミット打ち・サンドバック打ちです。

 

 

ちなみに私は左利きなので、左ストレートと左ボディが得意でした。

パシ!!トレーナーのミットにパンチが決まった時の音は、本当にスカッとします。

 

 

 

サンドバッグは、ミット打ちで行ったパンチとフットワークを思い出しながら、ひたすら打ちまくります。

 

 

1時間ぐらいでトレーニングは終了です。

 

 

栄誉管理は、1日の食事メニューをトレーナーに報告。タンパク質、糖質、炭水化物のコントロールを行っていました。

 

 

ボクシングダイエットで一番苦しかったのはこの栄養管理かもしれません。

 

この時の主食は、ダイエッターにはおなじみの鳥ハム・ゆで卵でした。

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ボクシングダイエットの結果は

 

本格的に始めた時が12月だったので、毎年3月に受ける健康診断目標にボクシングダイエットに取り組んだ結果、3か月で約5キロの減量に成功しました。

 

BMI値も21から19に。

体脂肪率も27%から25%以下になりました。

 

 

お正月という誘惑の多い月を乗り切り、もともと太っているという体系ではないのですが、体脂肪率が高かったのが悩みだったので、この時は純粋にうれしかったです。

 

 

お腹あたりは引き締まったなぁという感じはありましたが、そこまで痩せたという実感もなく。

 

 

最終日に写真を撮ってもらったのですが、ダイエット初日の写真と比べると、確かに体が薄くなって、顔のラインがシャープな印象に。

 

 

特に、効果を感じづらいお腹から腰にかけてと、お尻が確実に変わりました。

 

 

それに下半身をよく使うようになったおかげで、常に浮腫みがひどかった足もすっきりとしました。

 

 

また、自分では見ることのできない背中が、かなり鍛えられていて、筋肉がついて引き締まりました。

 

 

ただ、上半身はもともと薄めだったので、あばらが浮いてきてしまったことと、栄養管理の糖質制限をきつめに行っていたので、最後の1か月ぐらいは糖質不足により頭痛が続いてつらかったです。

 

 

 

まとめ

 

ボクシングダイエットは、ボクシングのトレーニングに、筋トレ、栄養管理を組み合わせたダイエット方法です。

 

 

全身を使うことで、身体の浮腫みもスッキリするし、何よりパンチを打つことでストレス発散にもなります。

 

 

筋トレも行うので、ただ痩せるだけではなく身体が引き締まっていくことを実感できると思います。

 

 

ただし、栄養管理を厳しく行うと、体質によっては私みたいに頭痛を引き起こしやすい方もいるかもしれません。

 

 

栄養管理もボクシングダイエットの一部ですが、無理のない範囲で行うと結果がついてくると思います。

 

 

私は、40代を過ぎてから取り組んだボクシングダイエットですが、年齢に関係なく始めることができます。ぜひトライしてみてくださいね。