こんにちわ。さかいゆうです。

▲減量の意味とは

ボクシングや柔道のように体重制限のあるスポーツで、
よく「減量」という言葉を聞きますよね。

計量のある日に向けて、体重を減らすのが「減量」。
これを行っている選手は、
計量をパスしてしまえば、
体重が増加してもリバウンドしても気にしないものです。

減量とは一時的に体重を落とすこと。
パフォーマンスの低下をしないようにする点だけ注意して、
「痩せやすい体質になろう」とか「ここをもっと細くしたい」といった健康・美容意識はありません。

ダイエットをしているあなたが、
体重を減らすことが目的になってしまっていて、
「ダイエット」と「減量」がごちゃまぜになっているなら、
違いをしっかり把握しておいた方がいいでしょう。

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▲厳しいことを言うかもしれませんが、乙女な気持ちでは減量は出来ません

私は柔道をやっていたので「減量」の辛さは痛いほど分かります。

体重を落とすと体が軽くなり、動きが良くなることもありますが、
食事制限しつつも運動量を増やしていかなければならないので、基本的にはかなり酷なトレーニングです…。

「痩せたーい☆」なんてレベルではありません。

体重が減っても
「きゃー1kg減ったぁ!」
なんてキャピキャピしている余裕は全くなく、
得るのは安心感ですね。

ただ1つ言えるのは、
そこまでストイックに体重に向き合っているのですから、
試合に向けての集中力を「減量」で高めることができます。

でも、大概の方が体重と向き合っている時は、
「医者から太り過ぎと言われた」とか
「二の腕が気になる」
といった理由で始めるダイエットですよね。

日常において、
例えダイエットへの集中力が高まったところで、
それは邪魔なだけです。

痩せることによって、
生活の質が潤うことはいいことですが、
その行為に生活が支配されることではありません。

根本的に目的が違うという事を覚えておきましょう。

美意識が伴うあなたの「痩せる」という目的のゴールに、
終わりはないのです。もしも本来の意味での減量のような方法を選んだら、
確実にリバウンドを起こしてしまいます。

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▲減量メニュー紹介

では、一般的に「減量」はどのような方法で行われているのでしょうか。

あるボクサーの場合。
試合前の1か月で12~15kgの減量を行います。

・夜は炭水化物NG
・ノーアルコール
・7~8kmの走り込み
・朝晩の計量
・サウナスーツを着てトレーニング

計量日が近づくにつれて、
食事制限はさらに厳しくなり、運動量はさらに激しくなっていきます。

こうしていくと体も胃も小さくなっていきます。
そんな時に、あえて過酷なメニューを課していきます。
そうすることによって脂肪が燃えやすいのです。

試合1週間前くらいから、
食事は一切とらなくなり、水分の量も制限されるようになります。

どうですか?
学校に行きながら、仕事をしながら…
こんなことできますか?

「女子会に誘われちゃったから1日くらいいいよね」っと、
アフター5を楽しみに行くくらいの気持ちで
「減量」を語ったら、必死に減量をしているプロのアスリートに怒られちゃいます!

▲減量のゴールは試合に出るということ

そもそも、
こんな方法ができるのは計量というゴールがあるからです。
だから追い込めるのですし、計量をパスしちゃえばもう食べようが太ろうが関係ないので…健康や美容面からしたらめちゃくちゃです。

でも、そんなこと言っていられないのが「減量」のプロです。
減量を失敗したら普段の厳しいトレーニングが水の泡ですからね…そりゃあ必死になります。

私も現役時代は、
計量が終われば「やったー!」という達成感と今までの反動で、
過食に猛ダッシュしていたものです。

体に悪いとか、ニキビの大敵とか全く考えません!
食べたいものを食べたいだけ食べます。
食後に眠くなれば寝ます。

リバウンドの塊みたいなものですね。

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▲ダイエッターには正しいダイエット法があります

美意識のプロであるなら
「減量」はお手本にしないことをおすすめします。

プロのダイエッターの目標は、
美しさをキープすること」です!

それには、脂肪をもやすこと、継続すること、体調を崩さないことが大切。
「減量」では何一つ得ることはありません。

ダイエッターの道のりは長いです。
計画的に無理のない範囲で楽しくできることを選んでいきましょう。

ここまでよんでくださり、本当にありがとうございました。