みなさんはダイエットのために食事制限をしたことはありますか?
私はしたことがあります。2日間ほとんど水だけで過ごして3kg減量しました!
ですが、、一週間で元に戻るどころかリバウンドしてしまいました。食べないというのはすぐに効果が表れますが、その分体に大きな負担になることを実感しました。。
みなさんもこのような食事制限で失敗した経験ありますか?今回紹介するのは短期間で効果が出る食事制限ではなく、長期間でじっくり行う体に良い食事制限、「5:2ダイエット」です。
1、5:2ダイエットとは
5:2とは何の比でしょう?それは、一週間、つまり7日間のうち5日間はいつも通りの量の食事をとり、2日間は総摂取カロリーを通常の1/4のカロリーに抑えるというダイエット方法です!
狩猟で暮らしていた大昔の人間は毎日おなかいっぱいご飯を食べることはできませんでした。今のような食べ物であふれている時代は、長い歴史でみるとつい最近のことです。ですので、たまに食事の量を減らしたほうが体に良いというのは理にかなっている気がします。
しかし、まったく何も食べないとなると、脂肪をためやすくなる体の機能が働くのでダイエットには向いていません。
ちょうどよい頻度が、週に2日、1日の摂取カロリーを通常の1/4にすることなんですね。
また、一週間のうち2日なので、友達と遊ぶ日や飲み会の日を避ける、といったように自分の予定に合わせてダイエットを行うことができますね^^
2、5:2ダイエットの効果
なんとなく軽い食事制限は体に良いように感じましたが、5:2ダイエットはどのような効果があるのでしょうか。以下にまとめてみました。
① 代謝が上がる
② デトックス効果が期待できる
③ カロリー管理ができる
ひとつずつ見ていきたいと思います。まずは ① 代謝が上がる についてです。
たくさんものを食べると消化するために胃にたくさんの血液が運ばれます。胃に血液がたくさん使われると、体をめぐる血液の流れが悪くなるそうです。食事を程よく減らすことで胃の負担を少なくすると、体の血液がしっかりと循環するので代謝アップにつながります。
つぎに ② デトックス効果 について、
食事を減らすことは、胃だけではなく他の内臓を休めることにもつながります。食事の量を減らすと、消化に使うはずだったエネルギーが排便などの排出のために使われるのです。そのため5:2ダイエットはデトックスにもつながります。
自分が食べ物を食べておいしい思いをしているときは内臓は頑張って働いているのですね(汗
そして ③ カロリー管理 についてです。
みなさんは毎日1日で何kcalの食事をとっていますか? 1/4だと何kcalになりますか?そうです。このダイエットはそもそも自分が普段どのくらいのカロリーの食事をしているのかを意識させてくれるのです。通常、成人女性であれば一日2000kcal程、成人男性であれば一日2600kcal程の食事が推奨されていますが、、あなたの食事はそのくらいで済んでいますか?もしかしたら通常の量が食べ過ぎだった、、といった発見があるかもしれません!食事に気を遣う習慣が身につくのではないでしょうか。
このように5:2ダイエットにはたくさんのダイエット効果があります。
3、5:2ダイエットの方法と注意点
では、5:2ダイエットの方法を確認しましょう。
・一週間のうちの2日間はいつもの1/4のカロリーの食事で済ませる
これだけです。いつも食べている量が2000kcalの方なら500kcalに、3000kcalの方なら750kcalにしてみましょう!(普段からちょっとカロリーオーバーの方はついでに少しずつ普段のカロリーを推奨値に減らしてみましょう!)
ただ、体に負担がかかってしまっては意味がないので以下の点に注意しましょう。
・ 食事を軽くする2日は、連続しないようにする
・ 栄養のあるものをしっかり食べる
・ 長期での効果を期待する
です。
連続してカロリーを減らすと体の脂肪をため込む機能が働いてしまうかもしれません。月曜日と木曜日、といったようになるべく間をあけて食事制限を行いましょう。
また、栄養のある食事を行うことも体の負担を減らすことにつながります。量を減らすなら普段の食事もカロリーが少ない日の食事も栄養の質を考えたものにしましょう。
そしてこのダイエットは食事制限ではあるものの、短期間で効果の出るものではありません。なかなか効果が出ないからといって無理をしてしまうとリバウンドにつながってしまいます。長期間で体に良いことが5:2ダイエットの良いところですので、気長に、健康に頑張っていきましょう!
4、まとめ
5:2ダイエットについて,おわかりいただけましたでしょうか。一週間に2日の食事制限で無理のない、しかも健康的なダイエットを行ってみてはどうでしょうか。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。