こんにちは。さかいゆうです。
▲肥満=デブどころじゃない話
肥満といえば、いわゆるデブのイメージですよね。
どこからがデブなのかを見た目以外で判断する方法として、
国際的指標にBMI(Body Mass Index)というものが使われています。
頭が痛くなる方もいるかもしれませんが、
【体重kg÷(身長m×身長m)】っていう計算で出ます。
この計算で出た数値が25以上の場合、
肥満と定義されているんですね。
あなたはいかがでしたか?
もし25以上で肥満グループだったとしたら、
ちょっと生活習慣を見直した方がいいかもしれません。
見た目がデブで見苦しい…だけではなくて、
肥満は重大な健康障害を引き起こす可能性があります。
肥満が原因で何かしらの病気にかかっていたとしたら、
「お腹のお肉がやばーい!」なんて言ってる場合じゃないですよ。
「痩せたーい」なんて甘いこと言ってる場合じゃなくなる、
肥満が招く恐ろしいトラブルについてお教えいたします。
▲BMIのここに注意
ちなみに私は157cmで52kgなので、
【52÷(1.57×1.57)】で21.096…ってな感じで、
とりあえず肥満では無さそうですってこと。
私の身長でBMI25以上は体重61.6kg以上の人で、
まぁ肥満と言えば肥満体型かな…って感じです。
ただこの計算式にも落とし穴があって、
私たちの体は脂肪と筋肉によって重さが違うじゃないですか。
体重を測定する直前に水をがぶ飲みしていたら、
その分増えた体重は肉ではなくて、水分ってことになりますよね。
身長と体重だけで算出されるBMIは、
こういった体質は一切考慮されていないので、
25以上だったから必ずしも肥満だと断言はできません。
だからといって安心するのはダメっ!
肥満とは身体に過剰な脂肪が蓄積した状態。
特に見た目では分からない内臓脂肪に要注意です。
見た目マッチョでも、お腹を開いてみたら、
内臓に脂肪がくっつきまくっていることだってあるんです。
内臓脂肪型の肥満は、
体重ではなくウエストの周径で判定されます。
女性ならウエストが90cm以上あったら危機感を持ちましょう。
まぁ、体質だの内臓脂肪だの言ってはみても、
私たちが身体の真実をみることはできないわけで。
日本人ではBMI25を超えたあたりから、
生活習慣病のリスクが高まるというデータがあるので、
BMI25以上の人は一度病院でCTを撮って、
内臓脂肪の面積を調べてもらった方がいいですね。
▲肥満は病気の親玉
さてさて。肥満がなんで怖いかって言うと、
「ウソだろ!?」ってくらいの多くの病気を招くからです。
肥満も1つの病気ですが、
これを元に様々な病気が併発するリスクがあがるんです。
逆を言えば肥満を解消できれば、
その他の病気にはならないで済むかもしれないってこと。
単純に、脂肪がついて身体が重たくなれば、
それだけ足腰への負担が増えて関節障害が起こります。
糖尿病や高血圧をはじめ、
脂肪肝やすい炎を促進したり、
がんのリスクを高めるといった指摘もあります。
「デブって見苦しい」なんて見た目ばかり気にしている間に、
身体の内側がどんどん病に冒されていくいっているとしたら、
これ生死の問題で、痩せ願望ではなく痩せ義務のレベルですよ!?
肥満を放置していると、
誰もが恐ろしい病気だと知っている心筋梗塞や脳卒中に
進行する原因にもなってきます。
運動不足や食生活の乱れといった生活習慣が原因で、
肥満になる事が多いです。
「運動嫌い」「動くのめんどくさい」
「おかし大好き♡」「食欲がとまらない」
こんなナマケモノな考え方のために、
あなたは死にたいですか?
▲間違ったダイエットの危険性
間違ったダイエットで、肥満を招く事があります。
肥満にならないためにも、
やってはいけない2つの事をお伝えします。
×食事は絶対に抜かないで下さい!
食事を抜くと、
脳とカラダが「やばい、餓死してしまう!」と危機感を感じ、
食べられる時に食べようと食欲が増し、
蓄えられる時に蓄えようと脂肪を溜め込みます。
ダイエットのために摂取エネルギーを減らすつもりが、
むしろ脂肪を蓄積してしまうんですね。
×度を越した食事制限はしないでください!
ダイエットの食事では、
タンパク質やミネラル・ビタミンが重視される事が多いですよね。
ダイエットした時に筋肉や骨密度を維持できていないと、
体を支える力が低下してしまい、関節が痛んだり、
骨粗しょう症のリスクがあがってしまいます。
そして見事に体重が減っても、
リバウンドした時に増えるのは脂肪で、
筋肉量や骨量は変わらないので体脂肪が増える結果に。
ダイエットでは体重の数値ではなく、
体脂肪率を重視しましょう。
▲脱肥満をして健康になろう!
ダイエットの食事は
「栄養バランスの良いもの」と言われる意味が
ご理解いただけたでしょうか。
体内の脂肪が多いという事は、
見た目にも健康にもいいものではありません。
肥満を回避するためにダイエットを行うのはいい事ですが、
必ず運動と正しい食事管理の元で行いましょう。
健康への危機感が芽生えれば、
かなり必死にダイエットに向き合えるんじゃないでしょうか。
肥満への知識は、
正しいダイエット実践と継続のための
いいキッカケになると思います。
是非覚えておいてくださいね。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。