みなさん、こんにちはPisces12です♪
今回は『少林寺拳法』についてご紹介致します(*^^*)
◎少林寺拳法とは
みなさん少林寺拳法って中国の武術というイメージではないでしょうか?
実は「少林寺拳法」は日本で創始創案された武術なんです。
〈少林寺拳法について〉
少林寺拳法を創始創案したのは”宗道臣さん”という方で
「日本敗戦後の若者達に夢や誇りを改めて持って欲しいと願い、そんな若者達を育てる場を創りたい」
という思いから自らが中国で学んだ拳法や仏教の教えを学び「真の武道・宗門の行」として少林寺拳法を立ち上げました。
中国の武術がまったく含まれていないわけではないですが、少林寺拳法は日本九大協議会に認定されている歴とした日本武道の一つになります。
◎少林寺拳法の心得と技法
創始者 宗道臣さんの「人づくり」への熱い志が少林寺拳法の心得の柱になっています。
〈少林寺拳法の心得について〉
「宗門の行」というのは少林寺拳法の心得をまとめたもので意味合いは
「人が心の迷いを去って真理を会得し、自らが拠り所と出来る自己を確立し、それによって社会平和と幸福に奉仕、貢献するために行じる」
これを「宗門の行=人づくりの行」としています。
敗戦後、希望や誇りを失った若者の心身を鍛えるための技法を修練として少林寺拳法の教育システムを教え誇りや信念を持つよう説き続けてきました。
〈少林寺拳法主な技法〉
少林寺拳法には主に3つの技法があります。
・柔法 掴まれた手や袖を抜く・投げる・固める技など
・剛法 相手を突いたり蹴る受け当身から反撃する技など
・演武 柔法と剛法の2つの技を組み合わせたもの
少林寺拳法は争うために創られた武術ではなく「自分の身を守り、弱いものを守り、時には必要な反撃に備える」ための技術体系になっています。
そのため、少林寺拳法は格闘という名の試合は行いません。
技の修練として道場で対人と組み合うことや、試合で演武といって技の攻防を演じながら修練度やクオリティを総合評価する競技となっています。
◎少林寺拳法でボディメイクアップ!
少林寺拳法の歴史を紐解いて行くと、”心身の修練”を重ねる厳しさが物語っているのでなかなか重い腰があがらない方もいると思いますが・・・
「少林寺拳法トレーニングでボディメイクアップしませんか?」
【少林寺拳法のトレーニング内容】
◇インナーマッスルを意識(腹筋・足上げ腹筋)
腹部を内側から刺激して鍛える
◇体幹(コアトレーニング)
柔軟から筋トレを行うことで体幹や軸を意識し鍛える
◇腰周りやウエスト(ツイストで引き締め)
ここが一番落としにくい!放置しておくとどんどん浮き輪状態になりますよね。
少林寺拳法では素早い身のこなしが必要不可欠なので修練の動作で腰周りやウエストに集中的に効果があります。
◇腕や二の腕 (腕立て伏せ・片足上げ腕立て伏せ)
日常で外側の筋肉は自然と使いますが、問題は内側ぷるぷる二の腕!
腕と二の腕で体を支えながら片足上げまで行うので内側まで引き締め効果抜群!
◇太ももから足にかけての強化 (スクワット・片足あげ背筋)
太ももは第2の心臓と呼ばれ細さよりも鍛えてスリムにすることで全身痩せや健康維持に繋がります
◇肩甲骨から背部の筋肉 (背筋・片足上げ背筋)
肩甲骨あたりの筋肉をほぐし更に筋肉を強化することで脂肪を溜めにくい体作りに効果的です
こちらの筋力トレーニングを終えたあとに修練(技)の稽古になるので運動量は相当なものですが、通い続けることで「体や心の変化を如実に感じる」ことができます。
◎少林寺拳法の道場について
少林寺拳法は流派がなく教えは一つに統一されているため日本全国どの道場で習っても同じ修練を行えます。
ただ、上記で紹介した筋力トレーニングについては道場によって異なる場合があるので体験や見学に行った際にご確認してくださいね。
〈少林寺拳法の稽古時間〉
・稽古時間 約2時間
・通う日数 週1~2回
〈少林寺拳法の平均月謝〉
・平均月謝 約4000円~
※習う場合は道衣を着用しなければいけないので初期費用は必要になります。
少林寺拳法は年齢や性別を問わず「はじめたい時にいつでもはじめられる」という日本武道の間口の広さを改めて感じます。
今回ご紹介した「少林寺拳法」について興味を持たれた方のご参考にして頂ければと思います。
◎まとめ
少林寺拳法についてのまとめ✩
1.少林寺拳法は歴とした日本武道のひとつであり創始者の「人づくり」という熱い志から創られた武術
2.少林寺拳法の主な技法:柔法・剛法・演武の3つになります
3.少林寺拳法は筋トレからみっちり行うので全身をくまなく鍛え上げます
4.年齢や性別問わず習うことができ週に1~2回の2時間の稽古になります
それでは、今回のご紹介は以上になります✩
最後まで読んで頂きありがとうございました。