こんにちは!kaettyです♪
「ダイエット漢方」「漢方薬ダイエット」なんて言葉を聞いたことがありますか?
飲むだけで痩せる、なんて夢のような話は本当にあるのでしょうか。
お菓子もラーメンも食べまくり全く体を動かさずに寝ていても漢方薬を飲めば痩せた、なんてことがありえないというのはあなたもわかりますよね。
では実際ダイエットに良いとされている漢方薬は、どんな服用の仕方でどのような効果があるのでしょうか。
まだまだ知らない、よくわかっていないことの方が多いですよね。
ダイエットライフに役立つ漢方薬について、正しい知識を今日は学んでいきましょう。
●そもそも漢方って?
中国の伝統医学である「中医学」から日本に伝わり、発展したものだといわれています。
江戸時代に日本で主流となっていた西洋医学が「蘭方」と言われていたことに対し、東洋医学は漢の時代に伝わったことから「漢方」と名づけられました。
漢方では植物や動物、鉱石などといった自然に存在するものを組み合わせたものを漢方薬、その元となっている自然に存在するものが生薬と呼び、治療や体質改善に現在でも役立っています。
つまり組み合わせ一つ変わるだけで違った効果の生薬が作れますし、それらが違うだけで体の様々な部分に効き目があるということです。
●ではなぜ漢方薬はダイエットに良いの?
ダイエットというとただ細くなりたい、体重を減らしたいという目的に言葉が使われがちですがもともとは「健康」を意味します。
健康な体になると基礎代謝が上がり自然と痩せやすくなりますよね。
逆に言うと、便秘だったり冷え性だったりむくみやすかったり・・・女性特有の悩みがあるほど基礎代謝が低く、痩せにくいものです。
そういった体質改善に役立つのがまさに漢方薬。
自分の悩みにアプローチする漢方薬を選んで正しい服用法をすれば、自然と体型にも変化が生じるはずです。
●体質改善だけじゃない!脂肪を減らす漢方薬って?
ダイエット効果があるといわれており、ツムラなど漢方薬で有名なメーカーからも市販されている代表的な漢方薬が「防風通聖散」です。
肥満症の人にも処方されている漢方薬で、本来落としにくいとされている内臓脂肪をとる効果があるといわれています。
一度ついた内臓脂肪ってなかなか落とせないんですよね。
年齢の高い人ほど増えていきますし、見えない部分ですので一見痩せている体でも内臓脂肪は高いといった若者も増えているようです。
しかしただ飲めばやせるというものではありません。
漢方はもともと“体質の改善効果”が期待できるもの。
飲むだけでなく、体質を変えるための食生活の改善や間違った生活習慣を正すことも必要になってきます。
食生活の乱れや脂肪分の高い食事により肥満になった場合は高い効果が発揮されるようですが、飲み続けることが非常に大事です。
なぜなら、東洋医学の観点や鍼灸の世界でもそうですが、体質改善には体を正すための小さな積み重ねが一番効果をもたらすからです。
痩せるため、ダイエットに成功するためには食生活、生活リズムを整えることにも意識をむけると良いでしょう。
●漢方薬の飲み方や注意するポイントは?
漢方薬は一般的な風邪薬や痛み止めのような薬と違い作用が穏やかなのが特徴です。
また、水溶性の特徴があり食前服用の方が吸収がよくなるといわれています。
胃腸が弱く、むかむかする場合などは食後でもかまいません。
そして飲み水は常温水や白湯がよいでしょう。
あまりに冷たすぎる水は体温を下げてしまうため、体質改善へ導こうとしている漢方の効果も弱まってしまうおそれがあります。
また、体質・体調によって自分に合う漢方・合わない漢方があるのも事実です。
こればっかりは服用してみないとわからないところもあるのですが、よくわからない状態で飲むより、効果効能に詳しい漢方専門の薬局などで相談するのがベストでしょう。
まとめ
・漢方薬には体質改善効果がある
・便秘・冷え性・むくみといった肥満に繋がる悩みの改善にも役立つ
・内臓脂肪に効く漢方薬は食生活も改善することで効果に繋がる
・自分に合った漢方薬に出会うことが最も大事
運動や食事にある程度気を使っているのに何故痩せないんだろう、と悩んでいるなら、それは痩せにくい体質になっているからなのかもしれませんね。
まさに必要なのは体質改善することです。
私も冷えを改善し血の巡りを良くしたいので、自分に合った漢方を見つけたいと思っています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました♪