こんにちは!子育て奮闘中の主婦mana23です★
◉きびとは?
日本では麦や粟などと並んで五穀の一種とされるきび。
きびはイネ科キビ亜科の代表的穀物で、インド西部もしくは中国が発祥といわれています。
しかし一方で、原種になった野生植物は発見されていないので詳細はわかっていないようです。
新石器時代にはヨーロッパ文明の主要穀物として広範囲で栽培されていたきびは、粟とともに古代の主食とされてきました。
◉あの『きびだんご』の原料!
きびという名は、秋に花が咲き黄色い実がなることの「黄実」からきていて、その実は粟より少し大きいです。
そして粟と同様、うるち種ともち種があり、うるち種は炊いて粥などに、もち種は粉にして餅や団子に利用されます。
岡山発祥の桃太郎で有名な吉備団子。
吉備ときびの語呂合わせから吉備団子となりました。
現在はきび粉は使われず白玉粉などで作られることが多いようですが、
桃太郎のきびだんごはきびで作られたきび団子です。
◉きびの呼び名と種類
きびは和名で「きび」または「まきび」と呼ばれます。
地方によっては「いなきび」や「こきび」と呼ばれる所もあり、こ
きびと呼ぶ地域はサトウキビのことを「きび」といい、モロコシのことを「タカキビ」と呼ぶようです。
きびの種類は大きく分けて3種類、もち種のもちきびとたかきび、うるち種のうるちきびがあり、主力品種はもちきびになります。
それぞれ粒の大きさや向いている料理が異なります。
◉きびに栄養はあるの?
きびの黄色の実の色素は抗酸化作用のあるポリフェノールです。貧血予防や味覚障害改善、動脈硬化の予防が期待できます。
また、きびにはミネラルや食物繊維、ビタミンB群、亜鉛、鉄、カルシウムなどの栄養素が豊富に含まれています。
その中でも亜鉛、カルシウムは白米の2倍、鉄や食物繊維は白米の3倍ほど含まれており、高血圧の予防や体液の増加に効果的です。
食物繊維が多いので便秘解消も期待でき、ニキビや肌荒れ予防にも期待できそうですね。
尚、きびは穀類の中で最も低カロリーですので、ダイエットにもぴったりです!
◉体に嬉しい!玄米ともちきびご飯のレシピ
材料
玄米‥360cc
もちきび‥40cc
水‥1.5倍程度
塩‥玄米1カップに対してひとつまみ
蕪や大根の葉‥適量
①玄米をボウルに入れ優しくかき混ぜながら洗う。水を2〜3回変えたら目の細かいザルにあげておく。
②玄米をボウルに戻し、水に浸して6時間〜一晩おく。
③玄米を炊く寸前にもちきびを目の細かいザルで2〜3回洗う。
④圧力鍋に玄米ともちきびを入れ塩も入れて蓋をし、圧力がかかるまで強火で加熱する。
圧力がかかったら30秒そのままにし、弱火で20〜40分煮る。
⑤強火で20秒加熱し水分を飛ばしたら火から下ろす。
⑥圧力鍋のピンが落ちたら蓋を開け上下をひっくり返す。
⑦蕪や大根の葉を小口切りして塩をふり、水を絞ってご飯に混ぜる。
◉まとめ
・きびは粟と同様、日本最古の穀物で主食として食べられていた
・きびだんごの原料である
・低カロリーなのに栄養豊富!
最後までお読みいただきありがとうございました!