こんにちは!satomigingaです。

これは梅酒ですが、お酒と梅は使います

今回は煎り酒(いりざけ)について紹介したいと思います。

みなさんは煎り酒という調味料は聞いたことはありますか。

「え?お酒?何に使うの?」と思う方もいらっしゃると思います。

煎り酒を生活に取り入れると、嬉しいことがたくさんあります^^

それでは「煎り酒」について紹介します。

 

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1、「煎り酒」とは

 煎り酒は何かというと、お醤油の代わりに使われていた調味料です。

室町時代の終わりから江戸時代の中期にかけて世間で幅広く使用されていたそうです。

主な材料は日本酒と梅干で、そこにかつお節や昆布等のうまみを加えて味を調整します。

日本酒は煮詰めてしまうのでアルコール分はありません!ですから、お酒がダメな方やお子様にも使うことができます。

お醤油ほど長く保存できないため、お醤油が登場すると次第に使われなくなってしまったようです。

お醤油と比べると煎り酒はやさしい味で、それだけでなんとなく体によさそうな気がしますね。

 

2、煎り酒の嬉しい効果

 煎り酒は、塩分の量が少ないことが大きな特徴です。

お醤油と煎り酒の100gあたりの塩分量を比べてみると,お醤油はおよそ15g,煎り酒はおよそ7gだそうです。

手作りの煎り酒だと3g以下になるそうです。

お醤油の代わりに煎り酒を使うと、塩分摂取量が半分以下になるのですね!

減塩することはデトックスにつながるので、煎り酒はむくみにくい食生活へ導いてくれると言えますね^^

また、煎り酒はうまみがある調味料ですので幅広い料理に使うことができます

そして梅干しの効果で健康にもいい影響が期待できます

 

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3、煎り酒の作り方

 手作りの煎り酒は大きな減塩効果があります。

好きな量を作ることができるので、ぜひ挑戦してみてください^^

 

① 材料

・梅干し・・・2個
・日本酒・・・2合
・塩・・・10g
・かつお節・・・10g

 

② 作り方

1 梅干しと日本酒を強火で煮て沸騰させる。

2 沸騰したら火を弱め、半分の量になるまで煮詰める。(30分ほど)

3 煮詰まったら塩を入れ1、2分ほど煮る。

4 かつお節を入れてひと煮立ちさせる。

5 ざるなどでこして完成。

 

 

保存期間は2週間程度です。密閉できる容器に入れて、冷蔵庫で保管してください。

このレシピのほかにも、あらかじめ昆布を使ってだしをとってつくる作り方もあります。

 

また、煎り酒は購入することができます。

作るのはちょっと手間だな、と感じる方はぜひ市販のものでお試し下さい。

市販のものでもお醤油の代わりにつかうことで減塩効果が期待できます!

ただ、煎り酒の値段はお醤油よりやや割高に感じます。

継続して煎り酒を使用したい、と思う方は値段的にも手作りがいいと思います。

 

 

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4、煎り酒の使用例

 煎り酒は優しい味で幅広い料理と相性が合います。

本当になんでも合います。

例えば、お刺身に、だし巻き卵のだしに、納豆にかけて、サラダのドレッシングに、お豆腐に、、、 このように、お醤油と同じ万能な調味料です。

 

 私自身も市販の煎り酒を使ってみましたが、癖がないので本当にどんな料理にでも使えます

わたしはもともと麺つゆが好きで、どんな料理にも麺つゆをかけていたのですが、それのかわりにこの煎り酒が使えると感じました。

優しい味付けですが、いつもと違う味付けにこれもいいな、と思いました!

幅広く料理に使えるのに減塩効果が期待できるのはありがたいです^^

 

5、まとめ

 いかがでしたでしょうか。減塩効果が期待できる万能調味料の煎り酒をぜひお試しください。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。