こんにちはPT.soujiです。
いよかんという果物は、日本の在来種で、かんきつ類のなかでは、温州ミカンの次に多い生産量です。
今回はそんないよかんに秘められた効果についてのお話です。
◎はじめに
「いよかん」と聞いてあなたはどんな物をイメージしますか?大半の方がみかんのような物を思い浮かべると思います。
昨今の農作物は研究が進みたくさんの品種改良種が生まれてます。そしてこれからも増え続けることだと思います。
私たち消費者はそんな商品の一つ一つの特徴を理解し、味を楽しむだけでなく健康にも役立てることが大事です。今回は「いよかん」ですが漢字では伊予柑と書きます。他のみかん類と比べてどのような特徴があるのかまとめてみました。
◎いよかんとは?
さきほど品種改良の言葉を出しました。確かに世間には様々な品種改良を行った商品が出回っているのは事実ですが、今回のいよかんについてはなんと偶然的に発見された物なのです。
明治時代に山口県で偶然にも発見されたいよかんは、現在はみかんで有名な愛媛県が出荷量ナンバー1です。
見た目は温州みかんより若干大きく、色はあざやかな橙色です。
外皮は少し厚みがありますが、夏みかんなど他の皮の厚めのみかん種に比べると比較的簡単に剥けるくらいの軟らかさです。
甘みと酸味のバランスが良く種は若干あります。現在は様々なみかん種が出ており生産地によってブランドみかん等もあることから甘み酸味のバランスもそれぞれです。
◎いよかんの成分
いよかんに含まれる成分はビタミンC、ミネラル、クエン酸、ヘスペリジンなどです。
ビタミンCはみかんと同様に多く含まれみかん種の代表的な成分ですが美肌効果が高くシミやクスミの発生の予防にもなります。
ミネラルは身体そのもへの水分補充、特に美容面で言えば肌水分の確保には欠かせません。
クエン酸は疲労回復や血液サラサラ効果など血流改善にも効果的です。
ヘスペリジンは聞きなれない言葉ですが、ポリフェーノールの一種です。ポリフェノールには抗酸化作用、血流改善、むくみ解消、脂肪燃焼などダイエットに有効的な成分と言えます。
◎いよかんの美味しい食べ方
そのまま生で食べることが多いいよかんですが、ここで1つ注意点としまして皮を剥いて食べるときは外皮はもちろんしっかりと剥いて構わないのですが、内皮はなるべく残して内皮ごと食べることをお勧めします。
なぜかと言いますと皮の部分にさきほどの話にも出ましたヘスペリジンが多く含まれているからです。
いよかんの栄養成分をしっかりと摂取できるポイントとなります。皮の部分が苦手な方は薄くスライスして甘味料と共に煮詰めてマーマーレードにすると皮ごと美味しくいただけます。
◎まとめ
いかがだったでしょうか?いよかんの素敵な効果が伝わりましたでしょうか?
他のみかん種同様に美肌効果にも優れ、その皮ごと食べることでダイエット効果も得られるいよかんを定期的に食べてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。