こんにちは!kaettyです♪
痩せたいなーと思ったとき、食事制限だけでは必ず行き詰ってしまってなかなか長続きしませんよね。
ですが、ジムで体を動かしたりハードにランニングをしてこそダイエットが楽しい!と感じている運動派さんでも体が慣れてしまったら停滞期に入ってしまい、挫折しがちです。
特にこれからの季節は仕事や家庭で行事ごとが多くて、あまり運動に時間がとれないことも多く、体の慣れを感じる前に続けることができないと、悩んではいませんか?
そういった時間が無い、自分をもっと追い込みたい、運動には自信があるダイエッターに今密かな人気なのが低酸素状態でのトレーニング。
ジムに通っているなら、実際にマスクを装着している人を見かけたこともあるかもしれません。
アスリートや登山家には「低酸素」というフレーズにピンとくるかもしれませんが、まだまだ知られていないと思いますし、効果についても未知な部分がたくさん。
低酸素状態での運動は、実際に痩せるのでしょうか?
低酸素状態での運動効果とは?
私が最初に低酸素状態で行う運動がダイエットに良いと知ったのはとあるTV番組の企画でした。
素人さんが期間を決めてダイエットをしていたのですが、同じ運動メニューに慣れてきたころ最終日までの追い込みをかけるために、低酸素状態になれる専用マスクを装着することで消費カロリーをアップさせ、停滞期から脱するという目的で行われていました。
マスクを装着することで体の酸素量が減っている状態にさせ、そこから大量に酸素を取り込むことで血中ヘモグロビンを増やし、体全体の循環機能をあげるというもの。
スポーツパフォーマンスの向上はもちろん、30分で2時間相当の運動量と消費カロリーが期待できると紹介されていました。
他のダイエット方法を試しながらではありましたが、実際にその番組でマスクを使った運動を行ったところ、すべてのチャレンジャーが体重減少へと繋がっていましたよ。
高地トレーニングとの違い
マラソンや駅伝のランナーがトレーニングのために酸素の薄い高地へ行き、走り込みをしている様子はドキュメンタリー番組やスポーツニュースでも見かけますよね。
低酸素マスクがあるならわざわざ高地に行かなくてもいいのでは?そう思ったなら、それは間違いなんです。
高いところって気圧が下がりますよね。
酸素圧力が下がることにより、気体中の酸素量も少なくなります。
酸素濃度が低い場所でトレーニングすればヘモグロビンの量が変化し心肺機能が上がるので、一見低酸素マスクと同じような効果に感じるかもしれません。
ですが、マスクをつけてもそこが低地ならば地上においての酸素濃度は変わりません。
つまり、ヘモグロビンによる酸素量の変化は実際にマスクだけでは高地に比べると効果は低いといえます。
もともと心肺機能が高く、筋肉量も一般人より多いアスリートにはマスクだけでは体の変化や高い効果を見込めないため、高地でのトレーニングで自分を追い込み、レベルアップを図るんですね。
慣れていないと危険を伴うことも
TV番組ではプロのトレーナーや医師が常にそばにいる状態でマスクを装着し運動を行っていましたが、一般的に普段あまり運動をしていないタイプの人が知識のないまま無我夢中にマスクを装着し運動を行うと、酸素欠乏症に陥り、めまいや頭痛、吐き気を伴うこともあります。
登山に慣れていない人が高地に行ったときも、このような症状に陥ることがありますよね。
初めて低酸素マスクを装着する場合、高地でトレーニングをするときは必ず専門家のサポートの元で行いましょう。
まとめ
・低酸素環境で酸素をたくさん取り込むことで心肺機能がアップする
・心肺機能が上がると運動効率が上がり消費カロリーも上がる
・低酸素マスクはお手軽だが空気中の酸素量は変わらず、高地に比べ効果が劣る
・低酸素状態でのトレーニングは必ずプロの指導の下行う
消費カロリーアップを見込んでの時短ダイエットには最適だと思いましたが、知識のない状態で行うのは危険です。
最近では高地トレーニングのプロによる指導が受けられたリ、低酸素環境ルームを備えているジムもあるようなので、気になる人はそういった専門家のもとで行ってくださいね。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました♪