こんにちは。ボディメイキングセラピストのyukiと申します。
今回も「お顔痩せ」のことについて、お話しさせていただきますね。
▽ほおっておくと、どんどん顔が大きく?その理由
加齢と共に、女性も男性も20代の頃に比べると、顔が大きくなっているように思いませんか?
気がつけば、頬がたるみ、あごも二重あごに。そして、何よりもたるみは、頬の位置を引き下げ、顔全体を大きくしていきます。
昔の写真を見てみると、昔はこんなに小顔だったのに…なんてことに。
年齢と共に大きくなる訳ではなく、習慣や癖と共に大きくなっていくんです。
ですがお顔は、体以上にお手入れ次第で差がつく場所。まずは、「たるみの原因」から知っておきましょう。
▽たるみの原因って?
まず、たるみの原因は様々です。
共通して言えることは、私たちの顔や体には、常に重力がかかっていて、その重力に大きな影響を受けていることです。
さらにそこへ、筋力の低下や滞り、乾燥や紫外線といった生活習慣が加わることで、より老化スピードに拍車がかかるといったところでしょうか。
重力には逆らえないように思いますが、 正しいケアや意識次第で重力とも、上手につき合っていくことが可能です。
日常生活の中でたるみやすい人は、
パソコンやスマホなどで、下を向いている時間が長い人、
普段から背中が丸く姿勢が悪い人、慢性的な肩コリや首の疲れを感じやすい人、
体に疲労が蓄積している人、日焼けや冷暖房による肌の乾燥がある人、
毎日の睡眠時間が不規則だったり、短かったりする人は、顔に大きな負担がかかりたるみを招いてしまうでしょう。
もちろん、筋力があるうち(若いうち)は、肌にも弾力があるので重力にも負けないし、1日寝れば十分リセット(回復力)しますが、
加齢や習慣、疲労の蓄積により寝ても回復しないまま翌日に持ち越してしまうと、どんどんたるんで老け顔になっていく一方。
重力に負けないようにするには、「筋肉を鍛えること」、「回復力を高めること」、「生活習慣の見直しをすること」といった3つのポイントになります!
たるみやすい人
・パソコンやスマホなどで、下を向いていることが多い人
・姿勢の悪い人(猫背など)
・肩コリや首の疲れが蓄積している人
・肌が乾燥している人
・睡眠不足の人
▽引き締まったフェイスラインはズバリ!「背中の筋肉」
顔のたるみ解消には、顔のお手入れは様々あって、もちろんどれも効果があると思いますが、顔の引き締めに大きな関わりを持つ筋肉が「背中の筋肉」だということはご存じでしょうか?
今回は、顔痩せ・頬上げ・フェイスラインの全てに効果がある背中の筋肉について、ご紹介します。
〇たるんだ肌をリフトアップする働き「僧帽筋」
首から肩、背中にかけて「僧帽筋」という大きな筋肉があります。
この「僧帽筋」は、頭や首を正しい位置に維持する筋肉で、頬を上に引っ張っている、重要な筋肉なんです。
猫背の人や、肩が上がって首が短かくなっている人は、僧帽筋の筋力が低下している状態。
僧帽筋の筋力が低下すると、頭全体が前に垂れ下がり、顔の皮膚は重力に大きく影響を受けたるんでいきます。
僧帽筋は肩甲骨を覆うように存在しますので、背中や肩甲骨周りの筋力アップやストレッチで、背中に元気を取り戻し、お顔をリフトアップしていきましょう。
肩甲骨は、背中の上の方にあり、背骨の近くにある三角形の骨で、腕を上げ下ろしたり、回したり、肩をすくめたりする働きをします。
肩甲骨は同じ姿勢でいると動きのない骨で、肩を丸めて長時間いると、肩甲骨が背骨から離れ横に広がったままの状態で固まります。
これが猫背の原因で、このような状態が続くと、背中の筋肉(僧帽筋)に負担をかけてしまい、筋肉の血行が悪くなりむくみや冷えにつながることも。
また、頭の重みで首が前に出てしまい、首への負担が大きくなります。首が前に出てしまった状態が続くことで、フェイスラインが崩れ二重あごの原因に。
▽肩甲骨を動かすメリットは?
肩甲骨を動かすことは、自律神経に大きく影響します。
しっかり肩甲骨を動かすことで、呼吸がしやすくなり、ストレス緩和にも繋がります。
また、肩甲骨を動かして背中の筋肉(僧帽筋)をほぐすことで、血行を促進し、リンパの滞りを解消することで、老廃物の排泄がスムーズになり、顔のむくみやたる肩コリの緩和に繋がります。
▽自宅でできる!簡単「背中のリセット」
▽背中のストレッチ
①両手を両肩の上に置き、胸の前で両肘を合わせます。
②肘で大きな円を描くように、前から後ろに10回します。
③次に、後ろから前に大きな円を描くように10回します。
※必ず、体の前で1周回す毎に、両肘を合わせるようにしましょう!
▽フェイスタオルを使った背中のエクササイズ
①椅子に座り、腰、背筋を伸ばします。
②頭の上で、タオルの両端を持つ。
③タオルを両サイドに引っ張りながら、ゆっくりと頭の後ろに下ろしてきます。
④首の付け根のあたりで5~10秒間キープ。呼吸を止めないように。
⑤ゆっくりと元の位置に戻し、これを10回繰り返します。
※使用するタオルは、一般的なフェイスタオルを使いましょう。
背中のストレッチやエクササイズは、椅子に座ったままで行えるのでお仕事の合間に。休憩時間に、就眠前に、気軽に行なうことができますので、背中や首、肩に疲れを感じたら、鏡を見た時に、お顔のたるみ、頬のたるみに気づいたら、1分間だけ背中をリフレッシュさせませんか?
きっと気持ちいいはずです。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。