20代前半から33歳の今まで、独自のダイエット法を実践してから身長188cm、体重63kgを維持しつつ、かつ健康も害していない私(男性)ですが、最近よく耳にするのは、どうしてもダイエットの継続がうまくいかないという声です。
私の結論としては、「決して無理をせず、低カロリーかつ栄養価の高い食品だけを摂取する」ことにつきます。
ただ実際のところ、一概に言われても難しいですよね。
実際に以下のような声を頂きます。
「ダイエットをはじめたけれど、結局しんどくてやめちゃった」
「栄養価っていうけど、結局何を食べて良くて、何を食べちゃダメなの?」
「継続する上で気をつけていることはあるのかな?」
そこで今回は、実際にダイエットに長期間成功している私からの、ダイエットの食事制限がうまくいかない時の対処法を深く解説していきます。
食べていいものと悪いもの、そして食事制限を継続する上で、特に私が気をつけていることを共有します。
ダイエットをはじめたけれど、挫折してしまった方の参考になれば幸いです。
ダイエットの食事制限がうまくいかない時は
まず、食事制限がうまくいかない時の対処方法をお話しします。
結論としては、冒頭に述べた通り「決して無理をしないこと」です。
なぜなら、人間は無理できないからです。
無理をすると必ず反動が起こります。(ドカ食いなど)
従って、いかにがんばらずにダイエットを継続するかをまずは考えることが重要なのです。
たとえば、どうしてもおやつを食べたくなったら、食べて良いのです。
ただし、週に1回だけと決めます。
そして、おやつはヘルシーなものだけにすることを守ります。
かくいう私も食後どうしてもおやつを欲したい時があります。
そんな時は「茎わかめ(わかめそのものをお酢で味つけたもの)」を温かいお茶と一緒に頂きます。
人によっては「さきイカ」でも良いでしょう。
とにかく、おやつといってもポテトチップス等の、加工されたスナック菓子はNG
です。
保存料や添加物、糖質、塩分等が少なく、なるべく自然素材のものを選んでください。
当然、甘いものが食べたくなることもあるでしょう。
そんな時は、賞味期限の短い良質な和菓子や、スイーツが良いでしょう。
賞味期限が短いということは、鮮度が高く、高品質な食材の証だからです。
しかし一方で、「そういった食材は値段が高いよ」と言う声もあるかもしれません。
確かに、加工されたスナック菓子や、市販のアイスクリームよりは、賞味期限の短い和菓子やスイーツは高いかもしれません。
ですが、安いと言うことは、それだけ添加物、保存料が使われているということなのです。
安い食品を買って、肥満になってしまったり、身体を壊して病院へ通うよりも、多少高くても良質なものを食べた方が日常の充実度も増し、結果的に安く済みます。
ダイエットにおいて、栄養価の高い食品が高い効果を出すことは言うまでもありません。
ですので、おやつは週1回ということだけ守り、自分へのご褒美として無理せずに頂きましょう。
そして、一日三食の食事をきっちりと取り、週2回運動をすることを徹底します。
食事制限は、無理をせず80点を取ることを意識してみて下さい。
慣れてくれば、そのうちおやつも欲しく無くなります。
気づいたらおやつは月1、2回程度で済むようになっているでしょう。
「食べたくなったら無理をしない」は継続における鉄則なのです。
従って、もしあなたが低品質なおやつを食べたいと思っているのであれば、なるべく自然な素材で、高品質なもので代替しましょう。
可能であればですが、おやつを果物や無塩ナッツにすることも、より効果的です。
ダイエットの食事制限で食べていいものは
次に、ダイエットの食事制限において、食べていいものを共有していきます。
食べて良いものの条件は、先にも述べましたが以下の3つです。
・なるべく加工していない
・賞味期限が短い
・値段がある程度高い
では、なぜこれらが良いのか理由を解説していきます。
・なるべく加工していない
加工食品は、合成着色料や糖質、塩分が多い傾向があります。
最近では遺伝子組み換え食品も蔓延するなど、危険なものも多いです。
ダイエットのためだけでなく健康のためにも、より自然に近いものを食べるようにしましょう。
・賞味期限が短い
賞味期限が短いということは、鮮度がある食品の証です。
腐らないということは、缶詰や干物等でない限り、不自然なのです。
ということは、有害な保存料がその分含まれているということが言えます。
より少ない食品で生活していかなければならないダイエットにおいて、食事の質が下がれば、当然良い結果は出ません。
ですので、もし食事制限をしているのであれば、より保存期間の短い生鮮食品を選ぶことや、自炊をすることをおすすめします。
・値段がある程度高い
食品の値段についてです。
あまりにも安すぎるのは避けましょう。
なぜなら、安さには理由があるからです。
大量生産や、劣悪な環境で育てられた安い食材は、栄養価が高いとは言えません。
逆に、ある程度高い値段ならその分品質も高い、つまり栄養価が高いのです。
なぜなら、その分衛生面をはじめとした管理に手間もかかっており、家畜も栄養価の高いエサを食べている確率が高いからです。
たとえば、飲食店も、安すぎるファーストフードなどは避けた方が無難です。
衛生面や食材の質から考えても、ある程度の金額のするところで食べた方が良いでしょう。
つまり、この3つの条件を満たしていれば、食事制限において食べてもいいものといえます。
ダイエットにおいて、限られた分しか食べられない食事制限は、食品の質こそが鍵になるのです。
逆にいえば、これらを満たしていないものは食べてはいけません。
食べてはいけないものの例を挙げると、
・スナック菓子
・アイスクリーム(値段が安く、コンビニ、スーパー等で売っているもの)
・コンビニ食
・ファーストフード
・カップ麺
といった5つが代表的です。
食事制限は、これらを徹底して避け、なるべく栄養価が高く、かつ低カロリーなものを食すことにつきます。
当然ダイエットの基本である食べ過ぎは控え、運動は週2回することは大前提です。
ダイエットの食事制限で気をつけることは
以上を踏まえた上で、ダイエットの食事制限において気をつけておきたい点をお話しします。
結論としては、以下が私が気をつけている点です。
・よく咀嚼すること
・白米のかわりに五穀米
・食事は腹八分目に抑える
以上3点を順番に解説していきます。
・よく咀嚼すること
第一に、よく噛むことです。
十分な咀嚼によって、胃の負担を軽減させるだけでなく、栄養の吸収率も上がります。
これで少ない食事でも効率よくエネルギーを確保できるのです。
・白米のかわりに五穀米
第二に、主食の白いお米のかわりに、五穀米を頂きます。
これはなぜかというと、五穀米によって先ほど述べた咀嚼回数が上がるからです。
白米に比べ発芽玄米や豆などが入ったお米は、よく噛むことを強制します。
さらに、低カロリーで糖質も低く抑えられ、かつミネラルや食物繊維をはじめとした栄養価も高く一石二鳥です。
・食事は腹八分目に抑える
第三に気をつけておきたい点が、腹八分目に抑えることです。
なぜなら、いわずもがな話ですが、食べ過ぎは肥満を誘発します。
さらに、頭の回転も鈍くなり、仕事のパフォーマンスにとっても良いことはありません。
昼食を食べすぎた午後に、身体や頭が働かなくなったり、眠くなったりする経験のある方も少なくないのではないでしょうか。
したがって、食べ過ぎはダイエットにとって禁物なのです。
ただし、「食べなさすぎ」もよくありません。
なぜなら、お腹が空きすぎて、反動によってリバウンドしてしまうからです。
無理なダイエットをしたあとすぐに太ってしまう方が多いのは、食事の量を極端に少なくし、無理をしすぎたせいだと私は見ています。
ゆえに、食べすぎず、食べなさすぎずのいいバランスを長期間に亘って継続しましょう。
以上の3点が、ダイエットの食事制限において特に私が気をつけることです。
まとめ
ダイエットの食事制限において、食べてもいいものと気をつけたいポイントをまとめると、
・ダイエットが辛くなったら無理しないこと
・栄養価の高いおやつならば、週1回を限度に食べて良いこと
・よく咀嚼すること
・主食は白米ではなく五穀米
・食事は腹八分目に抑える
この5つです。
「それでも誘惑に負けそう」という声もあるかもしれません。
確かに、今の世の中はコンビニもいたるところにあり、テレビやネットを見れば、おいしそうな広告が押し寄せてきます。
私の場合ですが、ダイエットを始めた当初は、その対策として、コンビニには入らない、テレビCMはみない、と自分に明確なルールを課していました。
そのようなマイルールを設けていれば、迷うことなく、日常生活の思わぬ罠にひっかかることもありません。
理想の身体を手に入れるためなら、多少の努力はどうしても必要です。
今回取り上げたポイントを守れば、ダイエットの効果はもちろん、今よりも健康的な身体を手に入れることも夢ではありません。
少し努力するだけで、理想の身体と健康的な肉体を手に入れられるなら、とても良い条件なのではないでしょうか。
ぜひあなたのダイエットの食事制限に取り入れてみてください。