冬が近づいてくると、食べたくなる『お鍋』は、日本の冬の風物詩です。
寒い冬の空気で冷えた体に、体の温まるお鍋は、嬉しいメニューの一つです。
『鍋ダイエット』という言葉もある『お鍋』ですが、美味しくて食べすぎたり、しめをがっつり食べてしまうこともありがちです。
ダイエット中は、お鍋の食べ方をちょっと工夫してみましょう。
ここでは、ダイエット中の鍋の食べ方や量、お鍋に欠かせない『しめ』について、ダイエットに効果的な鍋の食べ方をお伝えします。
ダイエット中の鍋の食べ方は
もともと、お鍋はお野菜をたっぷり食べることができるので、ダイエットに向いているメニューといえます。
温かい鍋を食べて、体が温まると、新陳代謝も活発になり、たくさんの野菜のおかげで、お通じのよくなる方もいます。
寒い季節は、運動量も減って、カロリー消費が少なくなりがちなので、お鍋を食べることで、新陳代謝が上がるのは、嬉しいですね。
ダイエット中のお鍋の食べ方のオススメは、
⭐︎低カロリーの食材をたっぷりと使う。
白菜や青梗菜などの葉物野菜、きのこ類、お豆腐やしらたきをたっぷり使う。
野菜の中でも、イモ類や、根菜類はカロリーが高めです。
ですが、植物繊維は豊富なので、少しなら食べていいです。
ダイエットのお鍋の食べ方では、イモ類、根菜類は控えめにしてみてください。
⭐︎お肉は、脂身の少ないものを。
ダイエット中は、豚肉だったら、バラ肉より肩ロースなど、鶏肉は胸肉、もしくは、もも肉の脂身と皮を取り除いたものにしましょう。
お肉の代わりに、シーフードを使うのも良いですね。
⭐︎スープも飲みながら、ゆっくり食べる
卓上コンロなどで、最後まで熱さをキープして、熱いスープも冷ましながら飲めば、満腹感が早く感じられます。
ダイエット中の鍋の量はどれ位食べていいのか
葉物野菜や、きのこ類、お豆腐や白滝などをたっぷりと入れて、脂身の少ないお肉を使えば、量はそれほど気にしなくて良いのが、鍋の嬉しいところです。
野菜・きのこ類にはビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれましす、お豆腐やお肉、シーフードでたんぱく質もしっかりと摂れるので、お鍋は、栄養バランスバッチリのダイエット向けのメニューです。
ダイエット中でも、お鍋の時は、量を気にせず召し上がれ。
暑いスープを冷まして飲みながら、ゆっくりと食べれば、満腹感を早く感じます。
『早食い』は食べ過ぎの元と言いますから、お鍋をゆっくりと良く噛んで食べることで、『ゆっくりよく噛んで食べる』習慣が身につくでしょう。
朝食・昼食のお鍋ではないときでも、そのような食べ方をすれば、早く満腹感を感じて、ダイエットのストレスも感じることなく続けられます。
『ゆっくり食べる』は、ダイエットだけでなく、健康の基本でもあります。
ダイエット中に、お鍋で満足しながら、栄養のバランスも取り、体を温めて(体温が1度上がると、基礎代謝は12~15%アップ!!)基礎代謝をあげて、ゆっくり食べる習慣を身に付けてしまえば、ダイエットを終えた後も、リバウンドしずらくなります。
ダイエット中のお鍋の量は気にせずに、ゆっくりと楽しんでください。
ダイエット中の鍋のしめは?
『お鍋』につきものの、最後の『しめ』。
ダイエット中のお鍋の『しめ』はどのようにしたら良いでしょうか?
お鍋の『しめ』といえば、うどん・中華麺やご飯を入れたお雑炊・おもちですが、ダイエット中は、しめは控えた方が良いでしょう。
いくらカロリーが低いお鍋でも、『しめ』の炭水化物でカロリーが上がってしまいますし、お鍋で「食べすぎた!」と思う時は、最後の『しめ』が原因だったりします。
せっかく腹8分目でお鍋が終わっても、最後のしめで、お腹いっぱいになってしまった事、ありませんか?
ダイエット中はお鍋の『しめ』は控えましょう。
お鍋をゆっくり食べれば、『しめ』がなくても、十分満足感が味わえます。
ですが、『しめ』がなければお鍋とは言えない!という方もいらっしゃるでしょうし、家族や友人とお鍋を食べている時に、自分だけ『しめ』を食べないというのも辛いところです。
そんな時は、しめのうどんをこんにゃく麺や白滝にしてみたり、ご飯の代わりに、カリフラワーをみじん切りにしたものや、こんにゃく米を使ってみてはいかがでしょうか?
それなら、カロリーは抑えつつ、『しめ』の気分は味わえます。
家族や友人にも、ダイエット中であることを言って、協力してもらいましょう。
ダイエット中にぴったりのお鍋は、最後の『しめ』にも工夫をして、ダイエットを成功させてください。
まとめ
お腹も心も温めてくれる、日本の冬の風物詩、『お鍋』は、ダイエットにぴったりのメニューです。
ダイエット中のお鍋は、使う材料と、最後の『しめ』にも工夫をすることで、ダイエットを加速することができます。
温かなお鍋を食べて、お腹を満足させて、栄養のバランスを取り、基礎代謝をあげることができたら、嬉しいですね。
お鍋はレシピも豊富なので、飽きずにダイエットを続けることができます。
この記事を参考にして、ダイエット中のお鍋の食べ方をひと工夫することで、ダイエットを成功させましょう!