肌寒くなってくると食べたくなる物に鍋がありますよね。
大人数でワイワイと鍋を囲み気が付くと食べ過ぎてしまったりもします。
そんな鍋でダイエットが出来るのはご存じでしょうか?
中に入れる具材や鍋の種類、味付けなどを工夫するとお腹いっぱい食べたのにダイエットも出来てしまうのです。
そんな鍋でダイエットが出来る方法を詳しくご紹介していきたいと思います。
寒くて出不精になって運動量の少なくなる季節に、食べて痩せる鍋ダイエット是非試してみてください。
ダイエット中の鍋の食べ方は?
まず、ダイエット中の鍋の食べ方で大切な事は、中身の具材のチョイスです。
低カロリー、低糖質な物を選ぶ事が大切になります。
同じくらいに大事な事が、鍋にはお決まりの〆です。
鍋の〆と言うと、ご飯やうどん、お餅など炭水化物が中心になります。
しかも食べ終わった後の美味しいスープで作る〆はお腹がいっぱいでも食べてしまいがち。
ご飯半杯75g 糖質量27.6g
うどん半玉125g 糖質量26g
と糖質の量が多いので、ダイエット中には極力〆を食べない様にしましょう。
どうしても食べたい場合は、しらたきや糸こんにゃく、低糖質麺などで代用しましょう。
〆のスープには塩分も大量に含まれている事が多いので飲み干さない様に注意してください。
翌日のむくみの原因になります。
そしてダイエット中は鍋料理を食べる時の飲み物も気を付ける様にしてください。
鍋と言うとアルコールを取りたくなってしまう人も多いと思います。
アルコール自体にもカロリーや糖質が高い物も多いのです。
低糖質の物も最近は増えていますが、実はアルコールを摂取する事自体がダイエットには大敵になります。
アルコールは肝臓で代謝されます。
この間脂肪の分解は阻害されてしまうのです。
それに加え、アルコールを飲むと胃酸の分泌が増加します。
消化を促す作用が働き食欲を増進させてしまい、食べ過ぎてしまう可能性が高くなります。
一番のおすすめは水かお茶を飲む様にしましょう。
ダイエット中の鍋の食べ方は、中の具材を低カロリー、低糖質にして、〆は食べずにお水かお茶で食べる事がダイエットの成功の秘訣になります。
鍋ダイエットの具材は?
では、鍋を食べてダイエットをする際におすすめの具材を紹介していきたいと思います。
先ほども書いた様に、基本は低カロリー、低糖質な具材を中心にする事です。
基本の具材で白菜、キノコ類、豆腐、こんにゃくやしらたきを中心に考えると簡単にダイエット鍋が出来ます。
この具材を多めに食べる事で多少カロリーや糖質が多い物も少量で満足感が得られます。
まず、鍋はアツアツの状態なので小分けの皿料理よりもドカ食いがし辛くなります。
時間をかけて食事をする事で早食いした時よりも満腹感を感じやすくなります。
次に、鍋は汁気を多く含む料理になります。
その為お腹が膨れやすく同じ食材で別の料理で食べた時よりも少ない量で満足出来るのです。
鍋はこの二つのメリットがあるので、まず基本の具材を多めに摂る事によって普段の食事ではダイエット中は避けたい食材も少量で満足出来ます。
鍋は体の中から温めてくれる為、発汗作用や脂肪燃焼を促すので他の食事よりもダイエット効果は期待出来ます。
葉物野菜やキノコ類はダイエット向きですのでそれらを中心に具材を選ぶと良いでしょう。
お肉は基本的に鶏肉、豚肉がおすすめです。
脂分の少ない部位を選ぶ様にしましょう。
基本の具材を揃えて、その他に加える物はお楽しみ程度の量を入れる様にする事でストレスも少なくなり継続する事も出来るでしょう。
鍋ダイエットの味付けは?
見落としがちな事が、鍋の味付けになります。
鍋も色々な種類がありますが、ダイエット向きと不向きの味付けがあります。
一番ダイエットに向いている物は、水に昆布で出汁を取ったスープで具材を温めてポン酢で食べる水炊きです。
薬味にショウガや七味唐辛子、刻んだ小葱などでアレンジするのもおすすめです。
唐辛子はカプサイシンで脂肪燃焼作用が期待出来ます。
ショウガも辛みの成分ジンゲロールが温かさを感じる神経を刺激し、体が温まり基礎体温が上がりエネルギー代謝がアップします。
代謝アップでおすすめなのがキムチ鍋もおすすめです。
発汗作用も期待出来ますし、味が濃いので満腹感も得やすくなります。
基本的に水炊きを食べ、飽きてきたら味のある鍋を時々食べる事で続けやすくなると思います。
そして、鍋の中でダイエット中避けた方が良いのが、すき焼きです。
すき焼きは砂糖を大量に使うのでカロリーの心配もあります。
それに加え、砂糖によって血糖値が急激に上がる為インスリンが過剰に分泌され脂肪を蓄えやすくなってしまいます。
いくら低カロリー、低糖質な具材を選んでもダイエット中には向かないので、すき焼きは食べない方が良いでしょう。
まとめ
鍋でダイエットですが、基本的に鍋自体がダイエットに向いている調理方法です。
体の中から温まる料理ですし満腹感も得やすくなっています。
つけだれに入れる薬味によって味の変化も楽しむ事も出来ます。
冬ならではのダイエット方法、是非皆さんも楽しんでやってみてください。