毎日の立ち仕事や寝不足、
または前日の食事内容。
原因は様々ですが、
体のあちこちで
むくみが出た時には、
だるさを感じたり
化粧がうまくいかなかったりして、
悩みのタネになってしまいますね。
むくみって、
なぜ起こるのでしょうか?
心臓から出た血液は動脈を通って、
細胞間液となって
身体中に酸素や栄養を届け、
その役目が終わったら
静脈やリンパ管を通って
老廃物や二酸化炭素を回収してきます。
このとき
静脈やリンパ管の流れが
滞っている場合、
血管に戻り切れなかった細胞間液は
余分な水分として溜まってしまい、
それによってむくみが起こります。
静脈やリンパ管の流れが
滞る原因として、
血液やリンパ液を押し出す力が
低下していることなどが
考えられます。
冷えや筋肉疲労、
長時間にわたり同じ姿勢をとること
などにより、
筋肉が本来のポンプ機能を果たさず
滞ってしまういうことです。
では、このむくみは
どうすれば解消できるのか、
みていきましょう!
◎むくみの解消法! マッサージのコツは?
むくみは、お伝えした通り
血液やリンパの滞りが
原因で起こります。
ですから、
マッサージなどの外部刺激により
血液やリンパの流れを
促してあげることが有効です。
コツは、
血液やリンパ液の流れを
意識することです。
足先からふくらはぎ、
ふくらはぎからももへと、
下から上へ押し戻すことを
意識しましょう。
また、
38℃~40℃程度のお湯につかり、
徐々に体を温めることも
むくみに有効です。
水圧が筋肉の代わりにポンプとなり、
血液やリンパ液を
押し出してくれるんです。
さらに、身体を温めることにより
筋肉のこわばりが解消され、
ポンプである筋肉の
動きがよくなります。
お湯につかりながら
マッサージをすることで、
より血液の流れを
改善することができます。
◎意識が大切! むくみは歩くことでも改善できる?
足がむくむ原因として、
その場所が心臓から離れた場所にある
ということがいえます。
静脈を通る血液は重力に逆らって
戻ってこなければならないため
ふくらはぎの筋肉が
ポンプとして重要な役割を持っています。
しかし、
筋肉が疲労していたり、
デスクワークで
座っている時間が長いと、
ポンプは十分な役目を
果たすことができず、
血液をうまく戻せません。
そのために、
むくみが起こってしまうのです。
ふくらはぎの筋肉は
静脈やリンパ管にとって
ポンプであるため、
歩くことによって
筋肉を動かすことは
むくみ防止に有効です。
このとき、
ふくらはぎの動きを意識して
動かしながら歩けば
より効果的です。
デスクワークで
長時間座っていることが多い人には、
1時間ごとにトイレに行く、
というのもおすすめです。
少しでも
ふくらはぎを動かす機会を作って、
ポンプを働かせてあげましょう。
【まとめ】
むくみは、
老廃物や余分なものが
たまってしまっている状態です。
だるさや、体が太ることの
原因にもなってしまいます。
日々のちょっとした
足を動かす習慣づけや
お風呂でのマッサージで
解消していきたいですね。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。