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アン・ハサウェイさんは、1982年生まれのハリウッド女優です。

映画『プリティプリンセス』でヒロインデビュー。

『プラダを着た悪魔』で、鬼編集長にいじめられるアンディ役を見事に演じて、ハリウッド女優の地位を不動のものにしました。

美しい美貌はもちろんですが、ファッションセンスも良く、プライベート生活も真面目で、チャリティ活動にも力を入れているアン・ハサウェイさんは、世界中の女性の憧れの的です。

今回は、そんなアン・ハサウェイさんが、『レ・ミゼラブル』の役作りで行った、女優魂炸裂!と言われているダイエット方法を紹介したいと思います。

ただし、これはあくまでも”役作り”をするために行った方法です。

気軽に真似をしてみる、というダイエット方法ではありませんので、ご注意下さい。

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プラダを着た悪魔、アン・ハサウェイのダイエットとは

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映画『プラダを着た悪魔』では、ふくよかでグラマーな体型と美しい容姿で、世界中のファンを魅了しました。

当時のアン・ハサウェイさんは健康美の印象が強いハリウッド女優でしたね。

しかし、映画『レ・ミゼラブル』では、娼婦にまで落ちてしまう悲劇のヒロインを演じるために、長かった髪をバッサリと切り、5週間で11.5kg減量と言う、非常に厳しいダイエットを行いました。

プラダを着た悪魔で見せた、健康美が魅力のアン・ハサウェイさんの印象は見事に消え、 娼婦にまで堕ちて行くファンティーヌ役を見事に演じ切り、名誉あるオスカーを受賞しました。

この時アン・ハサウェイさんが行ったダイエット方法は、 クレンズダイエットとオートミールダイエットです。

アン・ハサウェイさんは、2段階に分けてダイエットを行いました。

撮影前に行ったのがクレンズダイエットです。

クレンズダイエットとは、セレブに人気のダイエット方法の1つで、”食事を野菜や果物で作った100%ジュースに置き換える”というもの。

ビヨンセさんやブリトニーさんなども行なっている、人気の高いダイエット方法です。

新鮮な野菜や果物に含まれる、ビタミン・ミネラル・酵素が体の老廃物を排出し、固形物を食べないので胃腸を休ませる効果もあります。

デトックス効果が期待できるので、美容にも良いとされているダイエット方法です。

このクレインズダイエットで、アン・ハサウェイさんは撮影前の3週間で約4.5kg のダイエットに成功しました。

そこからさらに役作りのために、ダイエットを続けたアンハサウェイさん。

2段階目のダイエットは、 撮影中にオートミールダイエットを行いました。

このオートミールダイエットが、”女優魂炸裂の厳しいダイエット”と話題になっています。

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アン・ハサウェイのダイエット方法がすごかった!

アン・ハサウェイさんの女優魂炸裂の厳しいダイエット方法、オートミールダイエットですが、オートミール自体は栄養が豊富でダイエットをするには適している食品です。

オートミールとはオーツ麦を脱穀して潰した食べ物。

タンパク質・鉄分・カルシウムなどが豊富で、とても栄養価の高い食品です。

食物繊維もとても多く、腹持ちも良いので空腹になりにくいのが特徴で、食物繊維量は白米の22倍!!と言われています。

このようにオートミール自体を見れば、とても優れたダイエット食品だということがわかりますね。

ですがアンハサウェイさんは、乾燥オートミール(オートミールを粉状にした物)に、お湯を加えてペースト状にし、小さな板状に乾燥させたものを12枚しか食べなかったそうです。

1食で2枚ではなく 、”1日でたったの2枚”です。

オートミールの栄養価が高いとは言え、乾燥オートミールペースト2枚では、1日に必要な成人女性の栄養素は当然まかなえません。

しかも、私はオートミールを食べたことがあるので、はっきりと言いますが・・・

お湯で伸ばしただけのオートミールは、不味いです。

ミルクでふやかしたり、スープに入れたりして、調理や味に工夫をして食べれば、問題なく食べられますが、オートミールそのものをそのまま味わうには厳しい味です。

味付け無しの乾燥オートミールペーストを12枚だけ”というダイエット方法は、栄養素も十分ではありませんが、美味しいものを一切断つという点では、断トツに辛く厳しいダイエット方法だと私は思います。

アン・ハサウェイさんは、このオートミールのダイエット方法で、撮影に入ってからたったの13日間で、約7kgも痩せたそうです!!

アン・ハサウェイさんは、レ・ミゼラブルのファンティーヌ役になりきるために、ファンティーヌが何を食べていたか?を考えて、”ウサギの食事のような、野菜しか食べられない貧しい食事”と想像したそうです。

アン・ハサウェイさん自身も、「あくまでも役作りのためにしたダイエット方法なので、絶対に真似はしないで」と言っています。

なぜ、そこまで厳しいダイエット方法に至ったのかというと・・・

実はレ・ミゼラブルの撮影前に『ダークナイト・ライジング』でキャットウーマンを演じていたアン・ハサウェイさん。

ダークナイト・ライジングの撮影のために、菜食主義の食事と10ヶ月間の筋トレやヨガ、武術を行い、十分に身体が絞られている状態からの、レ・ミゼラブルの撮影でした。

ちなみに、この10ヶ月間のトレーニングも、”ジムに缶詰め状態で行っていた”と自身が取材で話しています。

ダークナイト・ライジングの撮影のために絞った身体を、レ・ミゼラブルのフォンティーヌ役を演じるために、さらに絞る!!

そのために、この様な過酷なダイエット方法をしたのでしょう。

ものすごい女優魂ですね!!

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アン・ハサウェイはダイエットでスタイルと美貌を維持?

アン・ハサウェイさんは、今もこの様な過酷なダイエットで美貌とスタイルを維持しているのか、気になりますよね。・・・というか、心配ですよね。

ご安心下さい。

現在のアン・ハサウェイさんは、プラダを着た悪魔の時と比べれば少々スレンダーのままですが、健康美を維持して美しい姿をしています。

ダークナイト・ライジングで菜食主義と徹底した肉体改造を、レ・ミゼラブルでは”死にそうに見えなくてはいけない役を演じきらなければいけない強迫観念”で行った無茶とも言えるダイエット、この両方を経験したことで、自身の体と向き合う考えが変わったようです。

今までは、役作りのために痩せることがゴールと考えていましたが、ダークナイト・ライジングでは、激しいアクションをこなすために身体を強くすることを学んだと言っています。

レ・ミゼラブル撮影時のダイエットでは、確かに尋常ではないダイエットをしたと自覚していて、あの時は身体も精神もギリギリで、とても辛かったと後に語っています。

現在も菜食主義ですが、たまに菜食主義ではなくなるそうで、そんな話を聞くと、なんだかホッとしますね。

役作りではストイックなイメージのアン・ハサウェイさんですが、プライベートはそこまで厳格なベジタリアンではないことがわかります()

そして現在は、体型維持のためにビクラムヨガをしているそうです。

ビクラムヨガとは、室温40℃、湿度40%以上の環境で行なうヨガです。

大量の汗をかくので、美容・健康に高い効果が期待できます。

大量の汗と共に老廃物を排出し、基礎代謝も上がるので、続けていくうちに痩せやすい体質になります。

深く呼吸をすることで、心に余裕も生まれ、リフレッシュ効果も大きいそうです。

現在のアン・ハサウェイさんのスタイル維持の秘訣は、厳格すぎない菜食主義の食事と、ビクラムヨガですね!

プラダを着た悪魔、アン・ハサウェイのダイエットまとめ

・クレンズダイエットとオートミールダイエットで11.5kg痩せた。

・アン・ハサウェイが行ったオートミールダイエットは過酷で危険。

・『レ・ミゼラブル』のためにしたダイエット方法を、本人もすすめていない。

・『ダークナイト・ライジング』でも肉体改造を徹底的にした。

・現在は菜食主義の食事と、ビクラムヨガで体型維持。

いかがでしたか?

アン・ハサウェイさんの女優魂が、とても伝わる内容でしたね。

アン・ハサウェイさんの乾燥オートミールペーストダイエットは、12枚だけという点が非常に危険でしたが、普段の主食をオートミールに変えたり、朝食をオートミールに変えるのであれば、全く危険ではありません。

オートミールが危険なのではなく、アン・ハサウェイさんの食べた量が少なすぎて危険だったことを理解してもらったうえで、ダイエットの参考にしてもらえればと思います。

クレンズダイエットもオートミールダイエットも、極端なやり方でなければ安全にダイエットが出来ます。

摂食障害や身体の異常が起きる可能性のあるダイエットは、美しさも健康も失ってしまいます。自分の身体を大事にしながら、ダイエットをしたいですね!

そして、素晴らしい役作りで、これからもハリウッドの第一線で活躍するアン・ハサウェイさんに注目したいと思います!